結婚式は緊急事態宣言下やまん延防止等重点措置下で実施可能?

去年の今頃に比べると新型コロナウイルスの状況は落ち着いてきたかと思いきや、
今度は変異株の流行により、3度目の緊急事態宣言が出されたり、延長されたりしていますね。
また、緊急自体宣言とまではいかなくともまん延防止等重点措置がとられた自治体もあり、
結婚式を行おうと思っていたお二人にはかなり先行き不安な毎日かと思います。

ワクチンの接種が世界的に始まったとはいえ、変異種が世界各地で発見されていたりと
今後もいつ同じように緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されるかわかりません。
そんな中、結婚式を行うかどうか迷っているカップルは少なくないのではないでしょうか。

まず、結論からいうと結婚式を緊急事態宣言下やまん延防止等重点措置下で行うことは可能です。

ただ、もちろん対策はした上でになるので、どのようなことに気をつけるべきかを見ていきましょう。

緊急事態宣言下で結婚式を行う場合の注意点1

●参加人数は50人以下又は収容人数の50%以下に
こちらは感染を防ぐために必要な距離を十分に保つためという観点から
具体的に出された数字。はっきりと定められているので迷うこともなく守ることができます。
多くの方を招待しようと思っていた方には残念かもしれませんが、
50人というと新郎新婦の各親戚、勤め先の人々、親友などちょうどカバーできる人数ではないでしょうか。
また、少し遠い親戚や、親しくはないけど会社での立場上呼ばなければいけないなどと
思っていた人々には、「コロナの人数制限で」と理由をつけて招待しないということが可能なので
思い切って自分の本当に呼びたい人に声をかけることができます。

緊急事態宣言下で結婚式を行う場合の注意点2

●酒類提供・カラオケ設備の使用自粛
お祝い事につきものなのはお酒ですが、お酒なしでお祝いされるのもいいもの。
特にお酒が苦手な新郎新婦が飲まされたりすることもありませんし、
泥酔者が出て式が台無しになんていう心配もありません。
その分お料理を楽しんでいただいたり、デザートを豪華にしたりなどできますし、
車でお越しの方も心置きなく式を楽しむことができるでしょう。

緊急事態宣言下で結婚式を行う場合の注意点3

●営業時間短縮(20時まで)
結婚式は昼に行う場合と夜に行う場合があるかと思いますが、
営業時間短縮の要請により、20時までの開催となります。
仕事の関係上夜しか難しいという方たちには厳しいかもしれませんが、
コロナ禍だからこそ職場の融通もきくのではないでしょうか。
夜のライトアップ演出など、色々な演出は制限されてしまうかもしれませんが、
ロマンチックな雰囲気は二人だけで楽しむなど、様々な工夫はお二人次第。

緊急事態宣言下で結婚式を行う場合の注意点4

●1.5時間以内の開催
式と披露宴の間の時間やお色直しの時間などを考えると、
1.5時間に制限されるのはだいぶ厳しいかもしれません。
ただ、これも結婚式場の方との協力次第で十分に通常の結婚式同様の内容にすることが可能。
乾杯の発声や主賓あいさつは手短に、歓談の時間は省き、新郎新婦が
キャンドルサービスなどを行いながらテーブルを回るようにすれば
招待客の方ともお話ししたり写真を撮ることができるかと思います。
余興もどうしてもやりたいという方たちは別ですが、なくても十分成立します。
お色直し中に生い立ちムービーを流したりして効率化を測るなどなど、
あとは結婚式場のスタッフさんが色々提案してくれると思います。

まん延防止等重点措置発出地域における結婚式実施に関しては、
各自治体が発出する措置内容を確認の上、対応をということなので、
結婚式場のスタッフの方と相談して臨機応変に対応するのがベストでしょう。

去年から結婚式を何回も延期していたり、
もう無理なのではないかと諦めたりしていた方も少なくはないでしょう。
緊急事態宣言が出されたからといって2人の愛は変わりません。
愛の形をぜひ結婚式で表現してください。